論文を書くとなぜか増殖する言葉、
- 考察
- 判断
- 区別
- 検討
「XXを考察し、YYを検討し……」と
続いのに、なぜかまたまた
「AAを考察し、BBを検討し……」と
出てきてしまうことも。
「考察」や「検討」の言い回しを変えると
もう少しスマートにできるかもしれません。
類義語を並べてみます。
もくじ
考察
考察を調べると
《名・ス他》
物事を明らかにするためによく考え調べること。
となっています。
【察】 サツも調べます。
1.物事にくわしく通じて、あきらかになる。くわしく知る。よく見て、しらべる。「明察・考察・洞察・視察・検察・監察・査察・巡察・偵察・観察・警察・診察」 2.おしはかる。思いやる。「察知・推察・賢察」
論文で使いたくなるのも
わかります。
羅列してみますので、
気に入ったものを見つけてみましょう。
- 惟(おも)んみる
- 思案する
- 思索する
- 思弁する
- 考究する
- 勘考する
- 顧慮する
- 考量する
- 商量する
- 思量する
- 慮る
- 一考する
- 熟考する
- 再考する
状況によって合う合わないがあります。
気になった言葉があれば漢字の意味と
方向性を調べた上で使いましょう。
判断
「判断する」もいくらでも出番があります。
類義語としてあげるとすれば
- 判じる
- 論定する
- 同列に論じる
- 同一視できる
- 方向づける
- 処断する
- 画定する
- 限局する
- 局限する
- 特定する
- 賢察する
- 掬する
- 推し量る
- 推量する
- 推断する
- 推論する
- 類推する
- 推測する
- 推す
- 推考する
- 憶説する
- 臆断する
判断の方向性やレベル感は異なります。
こちらも意味を調べた上で選ぶと
言いたい「判断」を選べます。
区別
「区別する」もどうしても
出てきてしまいますね。
早速並べてみます。
- 識別する
- 判別する
- 峻別する
- 種別する
- 隔てる
- 比較する
- 対比する
- 類比する
- 徴する
- 対置する
- 秤に掛ける
- 突き合わせる
- 考え合わせる
- 鑑みる
- 斟酌する
- 分類する
- 類別する
- 区分する
- 細分する
- 最別する
- 画する
検討
「検討する」も頻出ですね。
- 調べる
- 閲する
- 精査する
- 吟味する
- 再吟味する
- 踏査する
- 模索する
- 探求する
意外と、挙げた類義語よりも
その前に挙げたものの方が
言いたい内容かもしれません。
論文の方向性がほぼ決まると、
細かな言葉まで仕上げていきたいものですね。
【編集後記】
初めて行ったカフェで論文を書いていると、
夏休みで進路相談をしている
高校生カップルの横に。
ちょこっとだけ話が聞こえてしまうのですが、
新鮮な距離感でした。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳)】
一緒に「のび太と夢幻三剣士」を観ました。
敵に一度やられてしまうのは、ちょっと怖いですね。