退職者へ、事務的な対応の他にも送別会をしたり辞める際の有休消化がどうなっているかがあったり。
どんな対応をしても辞める人本人から何かされることはなく、問題になりません。しかし、みている人がいます。
それは、会社に残っている人です。
会社に残っている人がさらに会社をさらないような人事制度や待遇にすることが、採用しにくい世の中で大切になってきます。
そして、会社に残っている人はその辞める人の辞め様をしっかり確認しているわけです。
辞める際の対応は、残っている人たちを少しだけみながら厳しいければ少し優しくなりましょう。
辞める人は敵か?
辞める人は全て敵とみなす会社もあります。
個々人の理由があり辞めるのですから、組織にたてついた人だけではないことは明白です。しかし、辞めるということは、「私のことが気に入らないのか」ということを暗に言っているようなものです。
ただ、辞める理由を分析しても複合要因である場合が多いです。「上司が嫌だ」という一つの理由で辞めることが結びついている人はほぼいません。
退職のインタビューをしていても、原因がはっきりしているような人にインタビューをしてみても、一つの理由だけで辞めているとみられる人はほとんでありません。
「袖振り合うも何かの縁」程度に考えるべきでしょう。
満期退職を含めれば辞めない人はいない
退職した方に優しくするべきなのは、組織を辞めない人はいないからです。
法人であれば、定義上は永遠の命を持って永続していきます。しかし、個人であればいつかは老いていきます。
経営者は確かにえらいですし長期にその組織にいますが、永遠に生きられるわけではありません。
辞めない人がいるのなら、辞める先例に対して上手に対応していくこととが求められます。
退職などという大切な時に冷遇されるということは、在籍中にも冷遇されている可能性があったり今後冷遇される可能性を感じたりするからです。
辞めない組織のためにも、辞める人には少し優しく
これから人が採用しにくい社会傾向が増えていきます。
良い組織、永続する組織、働きやすい組織。そういったものにもっと目を向けられる状態です。
辞めない組織を作るためにも、しっかりと辞める人にも少しだけ優しくして組織の雇用力を保つことが大切でしょう。
【編集後記】
台風で痛んだ家のところに秋雨が降るのは悩ましいです。屋根がない家などもあり、他の人のことながら大丈夫か心配になります。
【昨日のはじめて】
海外窓口での旅券変更電話
【子どもと昨日】
仕事が遅くなっていて少し帰りが遅れ気味で今日は夜に会えませんでした。と思ったら、寝床で私のところを占領してくれてました。
そっと寄せつつ、また明日遊びます。