租税法は窮屈な学問なのでしょうか。
そういう話が出たので少しまとめてみます。
「きゅう屈」という他法学の人との話
租税法が少しきゅう屈いうことを言われました。
法学分野自体がカチカチしているイメージです。
でも、それと比べても硬いと。
細かなルールや決まりごとは確かに多い。
それだけ色々ともめた証とも言えます。
税金をとることは、手持ちのお金を奪われることに直結するので、該当するかしないかは税金を払う人にとって大きな違いになってしまいます。
だからこそ、細かい。
「きゅう屈」と言われたのも、まあそうなんでしょうね。
学際的な学問分野
では何が面白いのか。
それは学際的な分野ということと考えます。
租税法は、経済学、財政学、会計学、云々と密接な関連性を有しているのみならず、法律学の内部においても、民法、商法、憲法、行政法、民事訴訟法、国際法、刑法等々と密接な関係を持っている。そして、私はそのような学際性にあこがれて租税法の研究者となったのである。
租税史回廊で中里先生が語られていることです。
「借用概念」は他法令の言葉を租税法で使うときの考え方。
ただ、借用概念だけではなく、他法令の考え方についての比較までできると、学際性が増して楽しさが増えるかなぁと個人的には感じるところです。
きゅう屈さと学際性
おそらく、今の租税法の大家の先生が租税法を始めた頃よりも、(まだまだな部分はあるにせよ)先例ができて規則で縛られている部分は増えたのではないでしょうか。
租税法を始めても、全体の考え方に触れるより、細かなルールばかりが目につく。
「通達を読めば足りますよね」という批判を受けるのも同様の観点からでしょう。
だからこそ、学際的な部分に少し寄り添ってベクトル変換することで、その窮屈さを楽しさへ変えれたらと考えるところです。
【編集後記】
雨はまだ降らなそうなのでジョギングに行くと、ざざぶりに。
足取り早めて帰りました。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【一日一新】
とあるNBL
【子育て日記】
子どもはしょっちゅう擦り傷作ってきますね。
夏になり短パンなのに、草を気にせずに林の中に入っていったりするから当然なのかもしれません。
気になったのでキズぐすりなど塗っておきました。