産みの苦しみで、新しいものをつくるというのは大変です。
つくっているうちにこだわりも出てきます。
もっと上手なものをつくりたくなります。
ただ、こだわるほどにできあがりが遠のきます。
こういうときには、重きを置く場所を変えます。
つくりきることを目標にします。
つくりきれば客観的に眺める前提をつくれるので、もう一歩進めるはず。
できあがりが遠いとき、カタチにすることにこだわってみましょう。
遠のく完成を意識的に近づける
つくり出すとこだわりの高まりを感じることがあります。
基本設計からつくり直したくなったり、いいアイディアが出るまで待ってみたくなったり。
最近は、パンフレットをつくっています。
つくってみると、いいアイディアが出るまで待ちたくなります。
ただ、時間は有限です。
多くをかけられる余裕があるならいいですが、そうでないときも。
湧き上がるアイディアが出るまで待つのは本当に時間がかかります。
うまく短時間で仕上げる人や、たくさんの時間をかけられるような専門家に頼りたくなる気持ちもわかります。
こんなとき、考えることだけに時間を投入するのではなく、つくりきってみることが大切です。
パンフレットをつくっていても感じます。
ダメ案でもいいので、つくってみることが大切です
完成してもつくり直せる
一度完成しても、つくり直すことができます。
最後までいっても戻ってくることができます。
ダメならダメで捨てて次の案にいけるのです。
一部だけ残して次に進むことになんの問題もありません。
10つくって、1でも2でも残れば十分でしょう。
そんなステップを踏むために、完成を完璧なものに昇華する必要はありません。
完璧でなくても、いったん全体をカタチづくることができます。
ちょっとつくってみる。そんな動きをしても全く問題ありません。
客観視するために、一度カタチにする
カタチにするもう一つの良さは、客観視するためです。
つくったものって、すぐに見直すのが嫌なことがあります。
これほど苦しんでつくったから見直すと思いきや、嫌な思い出が残って見られないのかもしれません。
見たくないときは置いておけばいいです。
そして1週間でも、1ヶ月でも経って、見たく鳴ったら見ればいいです。
そのときには、他の誰かがつくったものとして、見直せられます。
こんな風に、他の誰かがつくったものとして見直せられるというのが、一度カタチにする良さです。
だから、完全には気に入らなくても、一度カタチにしていきましょう。
工期が延びるほどに、ちょっと意識したいところです。
【編集後記】
Webでの打ち合わせを。
コロナ禍で会う機会が減ってますね。
気にならないといえばそうですが、失っている刺激も感じます。
交流を持つ楽しさを改めて感じるいい機会でした。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・1歳)】
おもちゃのギターを買ってみました。
意外とギター好きなんですね。
昔使っていたギターを一緒に弾いてみようかなと。