魔の2歳はどこの国でもあるようです。
先日、米国からの来ていた方と話していた際に
Terrible Twosの話になりました。
魔の2歳がどこから来た言葉かわかりませんが、
どこの国でも似た概念があるのかもしれません。
米国の指南例をご紹介します。
子育ての息抜きにしてください。
魔の2歳はアメリカでどう言われているか
両親も小児科医も、魔の2歳を口にします。
それは、子どもの成長過程でよくあることですが、
かんしゃくや反抗的な態度として、両親らにストレスを与えます。
魔の2歳は2歳になってちょうど現れる訳ではありません。
だいたい18−30ヶ月ほどの月齢で次第に現れ始めます。
そして、3歳はその真っ盛りの時期です。
かんしゃくは3歳を過ぎるとおさまり始めます。
以下では、どうやって対処するかをまとめていきます。
アメリカでの魔の2歳
アメリカ内向けの説明では
このように載っております。
魔の2歳は何が大変?
魔の二歳は1−3歳の年齢に現れます。
この時期に知能的にも肉体的にも成長をしていきます。
歩き始めたり、話したり、意見をもったり、感情を学んだり、共有したり、代わりばんこをわかったり。。
この時期、自然と周りを冒険したり自分でやりたがります。
それが自然で期待された行動です。
でも、言語的、肉体的、感情的能力は成長途中です。
適切なコミュニケーションや課題遂行ができないと、
子どもは簡単にストレスを受けます。
例えば例示すると、
- やりたいことをはっきりと伝える言語能力がない
- 自分の順番を待つことができない
- 視覚と手の調和がうまく取れず牛乳をこぼしたりボールを取り損ねたり。やりたいと思ってもできなかったり。
魔の2歳はいつ始まるのか?
年齢で魔の2歳に入ったかどうかを判別することはそれほどできませんが、行動を見ることで判別できます。
幼児のストレスレベルが高くなり、次のような傾向が見て取れるからです。
かんしゃく
かんしゃくは少し泣くくらいからヒステリックで
完全にダメになるくらいまで、色々な幅があります。
かんしゃくで泣いているときに、蹴ったり
殴ったり、噛んだり、ものを投げたりなども見られるかもしれません。
かんしゃくは終わらないように見えるかもしれませんが、
2003年の調査によれば、75%の子ども(18−60ヶ月)の
かんしゃくは5分程度でさまります。
それは男の子でも女の子でも同様です。
反抗
子どもは毎日新しい能力を身につけます。
それらを試してみたいと考えるのは当然なことです。
だからこそ、今まで横断歩道で手をつないだり服を着替えたり
滑り台を登ったりしていたその助けを急に嫌がったりします。
独立心が高くなるほど、自分でしたいと主張するようになるのです。
それが自分だけでできるかは問題ではりません。
急に決めて、できることなのに助けを求めるようなこともあります。
気分の揺れ
幸せそうに見えていても、次の瞬間に叫んだり泣いたりしているかもしれません。
これは、理解力や交渉力がないにも関わらず自分でやろうと決めたための
ストレスの副産物です。
魔の2歳なのか、行動の問題なのか
子どもが魔の2歳なのか、行動の問題、つまりは何かもっと
精神的な意味で問題を抱えているかをどうやって知ることができるでしょう。
2008年の信頼できる調査では、3−6歳の就学前の子どもの
突然のかんしゃくは、気分障害や行動障害の可能性が少しあります。
- かんしゃくをしている間に両親や面倒をみてくれる人に乱暴する、蹴ったり、叩いたり、噛んだりなど
- かんしゃくで自傷をする
- しばしばかんしゃくを起こし、日に10−20回くらになる
- 平均25分以上になる
- 自分で全然気分を抑えることができない
この調査は2歳より上の子どもたちの話です。
この種類のかんしゃくは年齢が上がってもずっと続くようでしたら
心配すべきものですが、単に魔の2歳の一部の可能性も十分あります。
助けを求めるなら
かんしゃくや反抗は魔の2歳なら当然のことです。
でも、もしその行動に圧倒されたり手に負えなくなったりしたら、
小児科医に相談をしましょう。
または、そのほかの専門の方がどこが悪いか指摘してくれるかもしれません。
- 引きこもったり他の注意を引かない
- アイコンタクトをしない
- 攻撃的だったり論争的だったり
- 暴力的だったり自身や他の子を傷つける
- 家事のストレスを量産する
全ての子どもたちがこれらを経験するのか?
少なくとも西側の世界ではこれらの行動は当然のもので、
魔の2歳の一端として観察できます。
この年齢の子どもは独立心や自我を成長させています。
それらが、親の期待と合わないことは理にかなったことです。
しかし、一部の子どもたちはそれほどのかんしゃくもなく
魔の2歳をやり過ごします。
言語能力がある場合には自分をはっきりと表現でき
ストレスを少なくできるからと考えられています。
両親や面倒をみてくれる人が、かんしゃくを引き起こすのを
避ける要素になり得ます。例えば、子どもを通常の時間に
布団に入れたり、お腹が減ったこともに急いで何かを与えたり。
魔の2歳はどれくらい続く?
魔の2歳は3歳まで続きます。でも、4歳になる頃には
言語能力を獲得し、自分を表現できるようになり、
ストレスを理解し、先生や面倒をみてくれる人の
規則に従うことができるようになります。
調査によれば2歳児の20%は日に一度はかんしゃくを起こしますが、
4歳になればそれは10%まで減ります。
9つの魔の2歳対策
魔の2歳の子どもと自分を助ける方法として、
アメリカ小児学会は次の9つの方法をあげています。
- 食事と睡眠スケジュールを規則正しくする。子どもが疲れていたりお腹が空いていると、望ましくない行動をするような傾向が高まります。
- 良い行動は賞賛し、望ましくない行動は無視しましょう。
- 叩いたり叫んだりしないようにしましょう。非暴力的な行動において、子どもの模範になりましょう。
- できるときに気持ちを切り替えたり、気を紛らわしましょう。子どもが駄々をこねたり悪い行動をしたら、面白おかしくそれらを指摘しましょう。
- ルールはシンプルに、説明は短くしましょう。例えば、「横断歩道で手をつなぐのは車があなた(子ども)を傷つけてほしくないからだよ」と伝えます。
- 子どもが選べる選択肢を提示しましょう。例えば、「青いセーターが着たい、それとも黄色いジャケットを着たい?」などです。
- 住環境を安全にしましょう。触ってほしくないものは、子どもから遠ざけておきましょう。
- 屈しないようにしましょう。限度を決めて一貫性を持ちます。例えば、子どもがスーパーでお菓子を買ってもらえなくて駄々をこねたら、単純にそこから子どもを話して落ち着くまで待ちます。商品をいっぱい入れたカートをその場におくことになっても問題ありません。
- 落ち着きましょう。子どもはあなたのストレスを受けて、もっとストレスを感じます。10数えるか深呼吸です。
まとめとして
魔の2歳はどの国にもあるようです。
表現できないのは、魔の2歳の根本原因ですね。
ベビーサインが流行るのもこの理由で納得できます。
ベビーサインの「ほしい」と「欲求」が同じ。子どもの言語取得の方向性
幼児の欲求が言葉に出ないとき、ベビーサインをしておくと少し分かるかも
その場に立ち会えば深刻かもしれませんが、
意外と多くの人が経験をするものです。
息抜きの例にしていただければ幸いです。
参考:
https://www.healthline.com/health/parenting/terrible-twos#duration
【編集後記】
インフルエンザのワクチンを打ちました。
今回のワクチンはそれほど痛みませんでした。
種類によって腫れや痛みが違いますね。
いったん書ききった内容が消えてしまって
再度書きました。次から気をつけないと。。
【運動記録】
ジョギング O ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
とある契約延長
【子育日記(2歳)】
教えていないのですが、説明書を
よく読んでいます。
何を想像しているのか、面白いです。