いつか独立したい、独立しなくても自分でも
ビジネスを持ちたいと考えるなら、
早めに屋号を考えるとよいです。
個人ビジネスなら屋号。
会社名を考えるでもいいです。
先に箱を作ってしまえば、中身を入れやすくなります。
屋号は、「名前+業種名」が多いことは多いのですが、
人の名前は覚えにくいところです。
また、屋号は長くないのにもかかわらず、
エッセンスを詰め込みますから
考えるほどになかなかできあがりにくいです。
発想をまとめてみます。
屋号を作る効用
屋号を作る効用は、箱を先に用意できることです。
例えば、虫をとりに行きます、魚を釣りに行きます。
このとき、とれた後にいれる箱を用意しますでしょうか。
それはないですよね。
先に箱を用意するからこそ、
中身になるものをとろうと考えます。
中身を釣ろうとします。
そう考えれば、屋号や会社名のもとになるものを
ビジネスが興る前から考えておくのがいいです。
箱を作れば、いれる中身を作ろうという
気持ちが大きくなります。
クラウドソーシングの参考など
作成のパターンは以下にまとめますが、
最近はアウトソーシングで決めることも可能です。
クラウドソーシングでの依頼例もあります。
クラウドソーシングでは、依頼を非公開にできないようで、
閲覧可能です。
どんなパターンがあるかを見せてもらえば
考えはじめる際の参考になるでしょう。
また、英語でですが、命名を補助するサイトもあります。
ぼちぼち考える際の参考になればと。
作成の8パターン例
ここからは代表的な作成パターンを
まとめてみます。
1 名前+業種
「自分の名前+業種名」というやり方。
このやり方を使う方が多いですね。
個人ビジネスなどであれば、
自分自身がブランドの顔になっていきます。
名前を全面に出すというのはその意味で
理にかなっているといえるでしょう。
業種によっては、この方法がスタンダードですし。
問題点を挙げれば、やはり人の名前は
覚えにくいということでしょう。
名字や名前が同じということもありえます。
ネット検索が盛んになっていますので、
せめて同姓同名で屋号がかぶっていないか
確認をしておきたいところです。
2 地名
地域を絞っている業種においては、
その地名を屋号にいれるというのが
テクニックで紹介されています。
仮に「渋谷+ケーキ」で検索がよくされるのであれば、
屋号に渋谷とケーキを入れていれば
よく検索されるものになります。
地名が入っている屋号が多いのは
そのカバー領域のわかりやすさ、
地名を加えた検索のされやすさを狙っています。
難点があるとすれば、
「渋谷」と書いてあるサービスを
そこから遠い地域の方が選ぶかという点。
カバー領域からデメリットにならないよう
つける必要がありますね。
3 自然
自然の名前はとても馴染みやすいです。
例えば、「そら」とか「にじ」とか。
日常でよく聞く言葉ですし、
嫌なイメージが湧くものでないですね。
すんなりと入る名前をつけられるはずです。
デメリットとして、
なぜその自然名が屋号に入っているか、
かぶらないかがあります。
「そら」と活動の方向性が合っていればいいのですが、
とってつけたようにならないかは
ちゃんと吟味しましょう。
また、自然名は好まれるため
他に既に使っている人がいる可能性があります。
かぶらないかも確認しておきましょう。
4 植物
自然名に近いですが、植物名もよく出てきます。
「さくら」「けやき」など、
どこかの屋号で見かけることはありませんか。
見かけるのが悪いことではありません。
それだけ、王道で耳馴染みがよく
覚えてもらいやすい内容なのでしょう。
自然名と同様に、かぶらないか、
意味付けが合っているかは検討が必要な点ですね。
5 古語
大和言葉など、古くからある言葉も
とても耳馴染みがよく、屋号でよく使われます。
「あけぼの」「ちとせ」「うららか」など。
もう一歩踏み込めば、漫画の必殺技でも
使われていたりします。
それだけ、かっこいい感じなのでしょう。
いい選択肢なのですが、
かぶりだけは気をつけてください。
結構検索をしましたが、
好まれて使われることがとても多いです。
6 外国語由来
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語など
外国語を使うことも選択肢です。
外国語のネーミング辞典がWEBにあります。
また、物語の設定を検討するのに、
こういった対照辞典も存在します。
かっこいいのですが、
身の回りで使って、「なぜ」選んだかを
はっきりさせられるといいですね。
また、耳馴染みの薄い言語もあります。
例えば、エスペラント語で表現してみました
なんてやっても、覚えている人はあまり見かけません。
7 占い
開業日や画数など気になる場合もなるでしょう。
占いを気にする方は一定数存在します。
身内の方が気にされる場合もあります。
気にするならこだわって、その従うべき
ルールに則って屋号などを作成します。
占い師さんがつけるネーミングサービスなども
最近はあるようなので、
占いから入りたい方はそういった付け方もあります。
8 造語
理念などから造語を作る方法もあります。
かぶりにくいものも作れますので
ある程度オススメです。
ただ、なんとなくでは理念を練り上げられません。
すぐに思いつく方法ではないです。
地道に検討していくならいいのですが、
本腰を入れないと使えない方法です。
箱を作ると活動したくなる
一生懸命考えて屋号(=箱)を作れば、
活動がしたくなります。
活動自体を練り上げることも大切ですが、
独立や副業の内容をすぐに思いつくというのも難しいです。
そういうときは、時間のバランスをみて
箱として屋号を作ってみてはどうでしょう。
屋号を作りたい方の参考になればうれしいです。
【編集後記】
とあるマニュアルの作成を進めています。
とりあえず、いったん形にするところまで。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
朝活をしていたら、長男も起きてきました。
もう一度寝るのも大変なので、一緒に朝活しました。