初稿の内容は少しだけ残れば満点です。
むしろ、論文の初稿の内容はほとんど残らないことが多いです。
人によって悲しくなるかも知れません。
しかし、そんなものです。
(自分にとって)良いテーマを選んだ人は特に残りません。
初稿作成はだめなものをはっきりとさせる作業です。
早めに悪いところを知ることができるので、削ったことを喜びましょう。
最初のアイディアは試作品
論文の最初のアイディアは、試作品です。
うまくいかなくてもそれほど問題はありません。
むしろ何がうまくいかないか、何が悪いのかを明らかにすることが大切です。
最初の論文を形にして指導教員に出した後、真っ赤になって帰ってくる事はままあります。
最初から上手に書けなかったことで、劣等感を感じることもあります。
隣の人がうまくやっているのにもかかわらず自分はうまくできなかった、これはとてもショックなことでしょう。
しかしそれほど多く落ち込む必要はありません、最初のアイディアは単なる試作品であって最終的な評価を決定づけるものではありません。
むしろ、最初から大きく方向性を見直すことができたと、喜びたいところです。
自分にとって良いテーマはちょっと背伸び
自分にとって良いテーマについて、最初からうまく書けないものです。
それは、良いテーマは自分にとってちょっと背伸びをするようなテーマだからです。
最初から理路整然と描けるようなテーマであれば、むしろあなたにとってそのテーマは簡単すぎるかもしれません。
書けないテーマを選べているのなら、もしかしたら適度なテーマを選んでいることかもしれません。
背伸びしすぎかどうかは気になるところです。
それは書きながら具合を感じて決めるべきところです。
難しすぎれば範囲を絞ります。
網羅すれば10個適用範囲があっても、場合を限定すれば2個程度に収まるかもしれません。
大きく全てを網羅するよりも、一部を深掘りすることによって逆に全体をあぶり出すようなテーマ性が面白いことも多いです。
前に進むには、後ろになにかを置いていかなければならない
前に進むには、後ろになにかを置いていかなければならない。
は映画「インターステラー」のロケット切り離しから。
運動の第三法則です。
初稿から不要なものを切り離せば、その切り離しただけの推進力を得ます。
ロケットが切り離しをして推進力を得るようにです。
初稿から不要な部分を思い切って切り離しましょう。
名残惜しいかもしれませんが、勢いよく次へ進むことができます。
【編集後記】
コロナ中の採用はちょっと荒れそうです。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳)】
ささっと保育園のお迎えです。。
お腹が空いたようで、帰って何食べたいのか、帰ってから一緒に何して遊ぶのか相談しながら帰りました。