いかに自分の分野を絞りつつ広げていくかは難しい課題です。専門分野が陳腐化するリスクを感じながらも、どこかに軸足をおく必要があります。どのように広げていくかで通説的にT型・W型が引き合いに出てきます。
分野を深める際のイメージ付けに使えます。
もくじ
T型への学び
知識を深めていく際はまずT型を目指していきます。
T型の学びのはじめには、一の形になります。これは、まず広範囲の分野を広く浅くで習得していく状態です。ここにIの深い知識を加えます。
これによってT型は、広範囲の周辺知識に一分野の深い知識を加えたものになります。
知識の形自体がTの形になります。
T型からV型への学び
T型の知識をつけたら、次にその周辺の知識も深めていきます。深めていくことでT型で深く習得した知識の周辺知識を補強しながらT型がV型へと深化していきます。
T型の次はV型が目標です。
W型の学び
次にW型があります。想像に容易いですが、V型の知識が複数あることとなります。隣接の知識を深めていく際には、このように深掘りと浅く習得した部分を俯瞰しつつ、形作っていく必要があります。
TWと体系化の考え
T型、V型、W型と、知識の深め型のイメージについて考えました。深さや分野はそれそれの人が強度を決めるとして、体系図を常々把握しながら学びを深めることを意識しておきましょう。
体系化することによって足りないものや隣接分野を把握することができます。あるべきものを習得したことや、あるべきものを習得していないことのチェックに使えます。
体系化してとらえられると学びがはかどります。意識してみましょう。
【編集後記】
AIが専門分野を根こそぎ奪っていく恐怖もあり、どの分野をどのように深めていくかはこれから考えものですね。
【昨日のはじめて】
とある建築検査
【子どもと昨日】
身近な人に自分からかくれんぼしてあげられるようになりました。仕事で会っていたちょっとした顔見知りの人に、小さなかくれんぼで「ばっ♪」と言って笑顔を見せてくれます。なかなか受けがいいです。