大学院では実務で知っていることもたくさん出てくるかもしれません。
知っていることを改めて学ぶことは退屈感も多い。
しかし、その先にこそ学ぶ効用があります。
学ぶことの効用は自分の知識の枝がどこにあるかわかることです。
博士課程まで進んだ人との話
大学院の博士課程に進んだ人との話において、
学びの一つの効用はその知識の枝葉がどこにあるかが
わかることだと言っていました。
いますぐに知識として知らなくても
その内容がどこの理論の派生から生まれて
どこの部分に関係するのかを理解しやすくなる。
それは、自分の専門領域以外であっても同様で、
卒論を教える際にも自分の専門領域以外の部分について
てにをはまで指導できるようになる。
足りない知識はどこにあるかわかるようになる。
足りないということに自覚的になれる。
この辺りが博士まで進んだ人との話で出てきました。
自分の知っている分野の構成と抜けの理解
実際に大学に行くと、実務でかなり詳細に
かじっている内容も出てきます。
教科書や教授よりもその分野においては知識がある。
しかし、知識は知識であり、その先の論理展開であったり
つながりであったりはイマイチであることに気付かされます。
気づくと同時に、自分が知っている部分がどこの
学問のどの領域として取り扱われているかも
知ることができました。
その意味で、自分がすでに知っている知識を
重複して学ぶことは無駄ではないことを理解します。
学びはどこまでも広いため、知っていても一瞬
また、重複して学んでしまっても、その領域は
一瞬で過ぎ去ります。
大学院まできてしまうと、学ぶ領域はかなり広く
卓越した部分と認識してもすぐさま知らない領域を
学ぶことになりました。
その意味で、時間の関係で重複して学びたくないと
考えていても、そこまで気にせずに観点を変えて
学びを深めていくことで十分に学問的な効用を得られると考えます。
大学院は研究目的だが、知識の枝をわかることはかなりプラス
領域をわかるようになる大学院の目的は、
研究です。授業を全て取り尽くして、
全てを学びたいという欲求には応えてくれない
かもしれません。
その場合は、知識の枝を理解しておきましょう。
どこが足りなくて、どこは足りているのかが
わかれば、その後に自学で埋めることをしやすくなります。
その後も学び続ける意味では、
領域を学ぶことに注力しても面白いかもしれません。
【編集後記】
急に気温が下がってきました。
もう秋の雰囲気ですね。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
梅田クリームパン
【子育日記(2歳)】
まだ元気だったので体力を使うために
家で追いかけっこです。
子どもの体力はある種無限大ですね。
それでも、もちろんまだ負けませんが。