騙されたかどうか、相手のルールを理解することがその場の行動をどうしていくかの分析につながります。
6歳くらいの子どもにコインをとられそうになった。
インドで寺院巡りをしていっている最中、6歳くらいの男の子に声をかけられました。 インドではだいぶ騙されたり勝手な交渉をし慣れてきたので、あまり気にせずに返答をすると、
- 自分の父は外交官
- 外国のコインを集めるのが趣味
- 持っているそのコインをちょうだい
といったことを言ってきました。
少額の硬貨はなく、手元にあるのは500円が数枚。貧乏旅行の最中で、あまりにあげすぎると自分の食べ物も食べられなくなる状態でした。贅沢をしなければいくらでもなんでも食べられますが。。
子どもが私をだましているか迷った
この子どもが自分を騙しているのかは、判断に悩むところでした。
いろいろなことを言ってものを高く買わせたりお金をまきあがられる土地柄です。まして出会ったのはインドでも寺院が集中している観光地でした。
上手なウソだったようでもあり、単純に子どもの好奇心で寄って来ている感じもあり。
結局は幾分かの少額のコインを渡してしまいました。結局彼は目的を果たせたのでした。
その場を理解する方法は、相手のルールを理解すること
今回迷ったのは、純粋な子どもの好奇心で求められてい他のか、お金をまきあげられたのかということです。
なかなか外交官の息子のような(当時の私からすれば)理論が通りそうな話を持ってこられ、英語に関してもそこそこ話せる子でした。嘘にしてもなかなか能力があるなと思わせるに足りてました。
その場の行動を理解するには、相手のルールを理解する必要があります。ぶっ飛んだ論理を目の当たりにして判断力を養うことが大切ですね。
【編集後記】
4月2日は慌ただしい日です。新入社員をあちらこちらで見かけます。キャリアで成功した人、失敗した人多々あっても、まずは今のキャリアでがんばっていけるといいですね。そう思いながら、研修を進めてます。
【昨日のはじめて】
子どもと夜桜
【子どもと昨日】
自転車で並走をしました。横に顔があった状態で進んで行くのが楽しいようで、風を顔に受けて喜びながらこちらも見てました。