この考え方に反対はありません。
できるのであれば、現場の人がその仲間になる人を採用すれば、判定する側とそこへ雇われる側がダイレクトにつながります。
ただ、現実は現場が採用を上手に実施できない。
会社が魅力的な場として仕事内容を提示するのは案外難しいようです。
「わかる」と「わかりあえない」ということをまとめてみます。
人事がわかる現場・コストがわかる製造現場
「わかる」とはわかりやすくてわかりにくい言葉です。
色々な側面で、人と人をつなげる仕事をしていると、人の気持ちは性格からだけできている訳ではないと感じます。
特に、ポジションがその気持ちを作っていることにも出くわします。
会社の部署でいえば、営業部だからこう考える、人事部だからこう考える。
などなど。
確かに現場の人が経営を理解しれば頼もしい。
でも、何か難しい。
それは、「わかりあえる」を前提に考えているからでしょう。
わかりあえないことから
平田オリザさんの下記書から考えると、コミュニケーションを
「わかるという前提考えるのか、わからないという前提で考えるのか」
の違いがあります。
わかるという前提で考えるならば、わかりあえないことがわかった時点で、排除をしてしまう。
島口で異質とあまり出会わない国の考え方。
一方で、もともとわかりあえないことを前提で考えるならば、どこかの共通点を見つけていく。
わかりあえないのだから、少しわかるところを見つけて共通点を少しずつ広げていく考え方。
「わかる」の範囲を小さく見つけて広げよう
「人事がわかる営業現場」は可能かという最初の問いの答えは、可能でしょう。
問題は、どうやってわかり、ポジションが違う現場同士がわかり合うかです。
全てをわかってもらう必要はないです。
部署が違えば、違いがあって当然でしょう。
小さな(会社や組織の)共通点から、理解を広げていくこと。
【編集後記】
採用の現場は一波乱。
応募者を介した企業間の争いということなのでしょう。
【運動記録】
ジョギングX ストレッチX 筋トレX サプリO
【昨日のはじめて】
きな粉プリン
【昨日の子育日記】
一緒に絵本。乗り物の図鑑が好きです。
ただ、「(乗り物の図鑑を)よんで」
と言われても、いまいち読んでる感がないのは、どう解決しようかななんて迷います。
喜んでくれるので問題はないですが。。