土地価格の種類と差:実勢価格、公示価格、地価調査価格、路線価、固定資産税評価

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土地を買うときには、その価格がある程度リーズナブルな価格なのか気になります。一人の人はプロでない限りそこまで土地の売買やりとりを行いません。だからこそ、今回の取引が良いものかが気になります。

売り手と買い手がおり、そこに市場価格の影響があり、土地の値段はやりとりされます。土地は色々な場合によって価格付けをさせられます。

交渉での正しさを評価するのは難しいですが、これらの価格を参考にすることもできます。見ていきます。

 

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*基礎工事中の現場 by iPhone X

 

もくじ

実勢価格

不動産業者が査定をしたり、売り手が決めた値段によって決まってくる価格です。

査定の際には、後述の価格も全てチェックをしています。後述の価格に影響されているとも言えますが、実際の土地の売買例や売り手の希望にも相当影響されます。

他の価格は一意に国や都道府県に決められているので、こんなものかと感じます。しかし、一番気になるのは実勢価格でしょう。

 

この土地がいくらで売れるのか。この土地はいくらで買えるのか。この判断は実勢価格が関係するからです。値段があってないような場合もあります。

 

公示価格

毎年3月下旬ころに官報で発表されるもので、全国約3万箇所の標準値の1月1日現在の1㎡当たりの価格を示すものです。

官報をいちいちチェックできる方は少ないでしょうから、実際に確認する場合には、国土交通省が出しているページを見てもらうと良いです。データベースの中で、「地価公示のみ」とチェックできる場所があり、そちらです。

https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=2&TYP=0

 

ちなみに上記のデータベースは「地価調査価格」も検索できます。

 

地価調査価格

国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7月1日に置ける基準値の価格を9月中旬頃に発表するものです。公示価格を補完するものです。

https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=2&TYP=0

 

路線価(相続税)

相続税や贈与税等の価格を算出するための価格です。国税庁が毎年の1回評価するもので、公示価格の8割程度の水準です。

国税庁のHPで路線価を出しておりますので、確認する場合はこちらで参照します。

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固定資産税評価額

全国の全ての土地について、1月1日(賦課期日)現在の価格を毎年3月頃に市町村が出しています。公示価格の7割程度となっています。

固定資産税の、都市計画税、不動産取得税、登録免許税の算出に使います。

 

固定資産税評価額は市町村のサイトで確認できます。後述のまとめているサイトでも確認できます。

 

まとめているサイト

一般財団法人 資産評価システム研究センターが、地価マップというものを出しています。こちらに、固定資産税路線価、相続税路線価、地価公示、地価調査などをまとめてくれています。

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どのサイトで確認するか

大まかに見るのであればまとめのサイトで良いです。目的によってその論拠となるサイトを確認するべきな点は注意しましょう。

また、転記される時期のズレもあります。一番最新のものが載っているものをその時期に確認してみることも大切です。

 

【編集後記】
正しい価格を提示してほしいと思うかもしれませんが、正しさはお互いが作っていくものと考えた方が腑に落ちやすいです。

【昨日のはじめて】
子どもと夜

【子どもと昨日】
母おらずで、子どもにご飯をあげ、お風呂に入れて。うまく寝かせられるか心配でしたが、祖母に助けてもらう形でなんとか乗り切りました。

体調がかんばしくないため、明日は研修の前に病院に寄ってから行こうと考えてます。

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