ビデオミーティングが増えていますが、社会的距離を取る必要性が言われる前には「会うことよりも足りない」と言われ否定されていました。
慣習的な意味で足りなかった点は時代が変われば充足されます。
ただ、直接会わないと足りないとしていた人たちは何を見ていたのでしょう。
伝わらなくなる何かを意識していたのであれば、その何かを見つけることはビデオミーティングの良さを深めることにつなげられます。
言葉は音声で伝えられるはずですから、ノンバーバルコミュニケーションが減っていると考えられます。
メラビアンの法則の法則で考えると
- 話の内容などの言語情報が7%
- 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
- 見た目などの視覚情報が55%
ミーティングをより良いものにするための聴覚情報と視覚情報を考える上で役立つ点をノンバーバルコミュニケーションを中心に8つ考えてみます。
1 ゆっくり話す
考えているよりもゆっくり話してみましょう。
なにぶんビデオでコミュニケーションを取っていた人は、あっても家族やパートナーでお互いあまり慣れていません。
直接会って話すと相手の理解度合いを観察しながらゆっくり話してみたり再度繰り返したりが自然とできていますが、お互いが何か伝わらない感じでいるために、この調整がやりにくいです。
空気感を共有していない上では、少しゆっくり目に話してみることで、直接会うときのような補いを意識できます。
2 身体の近くのジェスチャー
小さくでもジェスチャーを入れてみてはどうでしょう。
あまり大きな素振りではカメラワークに収まりませんので小さくて構いません。
身体の近く程度で少し手を動かすと画面に変化が入ります。
揶揄されるようなろくろ回しでもいいです。
たまにでいいです。
小物を用意してそちらに向かってもいいです。
変化をつけたいときに、ちょっと取り入れてはどうでしょう。
3 視線:ノートではなくカメラを見る
直接会えば目線を合わせるでしょうが、ビデオミーティングでは機材をしっかりそろえたり前準備をしていないと目線を合わせた感じを出せません。
視線の方向をカメラに向くように意識しましょう。
実際に会ったときにも相手の目ばかりをみるとツンケンしてしまうのでアゴの辺りを見ることを意識するのと同様に、完全にカメラを見れなくても、カメラの方向を見る程度で目線が合った感じにできます。
ノートを見るために下を向きすぎるのも気をつけましょう。
ビデオで面接官もしていますが、ノートを読んで自己PRしているのは丸わかりでした。
打ち合わせでも同様になります。
目線も意識しましょう。
4 出始めの笑顔や表情
軽くでいいので出始めに笑顔や表情を出しましょう。
ビデオに映るので慣れていないと仏頂面になりがちです。
ビジネスで会えば名刺交換したり握手をしたり談笑したりというのは、(好みはありますが)テンプレートとして使われます。
ビデオミーティングをするときの出始めでちょっと表情を出してみると、これらの代わりに使えます。
無理に大きく笑顔をする必要はありません。
口元の動きがあったり眼力を感じられたりするだけでもないより効果的です。
5 イラスト使う
説明の際に、イラストを使えると画面に変化を与えられます。
上手である必要もなく、手書きでさっと書いたメモでもいいです。
手元のメモを一緒に共有するだけで、イメージが伝わりやすくなります。
6 身体を開く、腕組はしない
相手と同じ場所にいないとリラックスしすぎてしまい相手を聴く姿勢を作りにくい環境にいるかもしれませんが。
そうであっても、腕組をしたり寄っかかったりして、普段直接会ったときにしないような体勢を取らないようにしましょう。
画面には意外にそういう様子は伝わるようです。
7 話者を変える
複数で営業をしている場合は、話者を変えるとそれだけで変化になります。
交互に話したり、パートが変わったときに話者を変えるだけでも単調さを防ぐことができます。
一人の場合は、話すトーンやスピードを変えることでも(少々ですが)近い効果と考えらます。
ゲストを呼んだり一部では別の参加者に話してもらうパートを作ることでも同様です。
8 途中に要約を挟む
ビデオ会議の画面に集中して長時間いることは難しいです。
ビデオ会議自体の時間を短くすることももちろん必要ですが、途中で要約を挟んで前後を追えるようにしておきましょう。
まとめとして
ビデオ会議のちょっとした工夫になりそうなところをまとめてみました。
ツールを使いこなすようになってくるのはこれからですし、直接コミュニケーションのよい点をどうやって再現するのかもこれからです。
ご参考になれば嬉しいです。
【編集後記】
学校の開始が9月にずれ込んだら、色々とどうなるのかなと想像しています。
とりあえずは、毎日できることを少しずつ進めていこうかなと。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【一日一新】
CSSの課題
【子育て日記(2歳)】
一緒に木のせん定を少ししました。
しばらくしたら、「また きろっか?」と。
楽しかったみたいです。機会をみてまた一緒にしてみます。