在宅勤務をするときに、家から会社のパソコンの電源を入れるのってできるの?
パソコンに遠隔から電源を入れる需要というのがぼちぼちあります。
例えば、コロナにかかってしまったときに、自宅から会社のパソコンの電源を入れて、そこにアクセスできるととても便利でしょう。
在宅勤務のように家から会社のパソコン、その基幹システムを使わないといけない場合、こういうアクセスはとても便利です。
このように、離れた場所から指示をして電源をつける仕組みをWake On Lanといいます。
便利ではあるのですが、それなりに費用がかかったり、設定に手間がかかったりということがあります。
なので、もともとそういった状況を避けるか、スイッチボットを使う代替案がいいかなと。
Wake On Lanのメリット・デメリット
Wake On Lanのいいところは、そのシステム内にあるパソコンにできることを積極的に処理できることです。
例えば、そのネットワーク内からしかアクセスできないようなシステムがあるとします。
そこにアクセスするには、社内にあるパソコンを使わないといけません。
そのパソコンを遠隔から操作するにしても、休日で誰もそのパソコンの周りにいません。
こんなときに、Wake On Lanがあると、勝手にパソコンをつけて、処理を進めることができます。
同じネットワーク内にあるパソコンから処理しなければならないことを積極的に処理できるのは、とても便利です。
一方で、セキュリティホールになるという点が懸念です。
わざわざ外部から電源を立ち上げられるようにする仕組みを組み込まなければなりません。
設定も、慣れていない人だとうまく設定ができません。
また、費用もかかります。
Wake On Lanを組み込んだパソコンを買わないといけません。
機種もある程度限定されていたり。
また、限定されている上で、1〜2万円くらい値段が上乗せされます。
スイッチボットの方が直感的
見えないものよりも、見えるスイッチボットの方が直感的に使えます。
こだわりがないなら、こちらも選択肢です。
動く様子も見やすいですし、スマホから設定できるので、人によってこちらの方が使いやすいでしょう。
セキュリティホールになるのは両方とも似ていますが。
ということで、遠隔からパソコンの電源をつけたいという場合には、Wake On Lanを使うのと合わせて、直感的なスイッチボットも選択肢に入れて考えてみます。
基幹システムがなければ、データ共有で
そもそも外部から電源をつけるニーズが少し減ってきているかもしれません。
データ共有をしていて、どのパソコンを使っても同様に処理できる可能性があるからです。
データ共有でよければ、そもそもこういった選択肢がでません。
共有のデータ上で処理をしていきましょう。
一方で、基幹システムに入る場合には、Wake On Lanはとても便利です。
パソコンを買い換えるときなどに導入しないと、時期を逃しがちになりますので、思い切って入れてしまいましょう。
ただ、Wake On Lanを入れられなくても、スイッチボットでも代用が可能です。
後付もできます。
他の電子機器につけることも可能です。
転用ができることも念頭に、選んでみましょう。