がんばりすぎると小さく壊れる、カーポートの設計
先日の台風21号で、カーポートがやられた家が多かったです。
ではカーポートがもろいかというとそうではなく、一定以上の風が吹くと屋根が飛ぶ仕組みになっています。
カーポート屋根が骨組みとしっかりくっつき過ぎていると、風が吹いた際に基礎をやられてしまうのです。
基礎をやられるとコンクリートの修理です。
しかし、屋根の修理と比べるとコンクリートの修理は大掛かり。また、柱が倒れたりすれば、近隣や自分の家への被害も出る可能性があります。
コンクリートの補修をすると、どうしてもまだらにもなりますし。
ストレス耐性よりストレス流し
カーポートが小さく壊れる設計は、人がストレスに対応する最近の流れに類似します。
人材採用ではストレスにどれだけ耐えられるかというストレス耐性ではなく、ストレスをどれだけ受け流せるかが重視されています。
どれほどストレスに耐えられる人がいても、耐えられる以上のストレスがくれば結局壊れてしまう。
それよりは、カーポートの例の通り小さく壊れる(受け流せる)ようにして耐えてしまうことが最近の主流なストレスの対処方法です。
目線を高く、ストレスから上手に逃げよう
耐えることが美徳と考えることもあるやもしれません。しかし、主流は受け流すこと、上手に逃げることです。
逃げることが悪いとされてきた時代からは一線を画していますね。
逃げることへの批難は少しずつ減ってきています。
上手にストレスを流しながら、目的へ向かって目線を高く保ちましょう。
どの方も年末にさしかかって忙しくしているとき。
知らず知らずのうちに耐えているストレスがあれば、遠慮なく受け流しへポジションチェンジしてみてください。
【編集後記】
年末はあいさつ関連のことで通常業務が少し取られます。それでも形式的なあいさつをして終わらせるような仕事は全体的には減ったかなと。
働き方改革で効率化していくのは社会命題のようなところもあり、あからさまに無駄なことはなくしていく傾向ですね。
【昨日のはじめて】
治一郎チョコバームクーヘン
【昨日の子育日記】
ペンギン体操を踊ってみています。動画もあるようですが、絵本のままで適当に伝えても喜んで踊るように身体を動かしてくれます。
楽しみながら踊ってくれるのはみていて嬉しいです。