論文を書くときの題材決めは大変ですね。
税法関連だとほとんどのことは描き尽くされていると感じるほど。
さりとて先行研究がない分野の論文を書くほどにできる人はその道の権威までなっているはず。
論文は、先駆者がすでに書いてしまって論点が一見ないように見えるところを改めて自分なりに構築することでしょう。
では、何をもってネタにしていくかといえば、「あなたが何に対して腹を立てているか」です。
腹が立っていることはなんですか?
論文のネタはあなたがなにに腹を立てているかを考えてみましょう。
現実世界では法律でこのように解釈されているが、感覚的にはおかしい。
最初から理論武装ができる訳ではありませんので、まずは感覚に引っかかるものを探すことになります。
その際に、感覚ですから「腹が立っていること」が引っかかりやすいところです。
引っかかりがつくような論点は、深く深く考え抜けるポイントもなります。
あなたが執着できるものの1つの方向性。
それが、「あなたがなにに腹を立てているか」なのです。
誰かの論理でなく、あなたの論理
方向性が決まっても通説に引きずられないようにしましょう。
実務であれば、「AはBというように解釈する。」「Cがきたらcとして判断する」という法則があるでしょう。
しかし、アカデミックは疑うことから入ります。
誰かの論理で証明された論文に引きずられすぎず、あなたの論理で書いて証明するようにしてみましょう。
1つでも小さなことを導き出せれば、論文としての価値が出ます。
まずは、いったん場所を決めて駆けずり回ってみる
なにはともあれ、テーマの方向性を決めたらその領域を駆けずり回ってみましょう。
参考になりそうな書籍や雑誌を読んでみることです。
その分野で論文を書いてみるつもりで情報収拾をします。
情報収拾をしてみれば、その分野の残された課題があるかどうかわかってきます。
わかった上でそのまま続けるか、別の収拾論点に移動するのか。
いずれの方向にするにせよ、仮決めした分野の調査を実際に始めてみます。
失敗すれば方向転換もできます。
もったいぶらずに、テーマ方向性が決まったらその領域を駆けずり回りましょう。
という訳で、「あなたが最近腹がったこと」は何でしょうか?
【編集後記】
直近の大学院の発表はぼちぼちの評価をいただきました。
今出ている7月くらいまでの課題はさっさと片付けていってしまえるよう、予定を立てています。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレX サプリO
【昨日のはじめて】
とある物件の競売
【昨日の子育日記】
夕方眠かったようですが、タイミングが合わずに寝る時間はぱっちり。
お風呂に入っても目が覚めない状態をキープできるといいんですが。