指標が合っているかは、行動に直接影響する

こじま税理士のビジテクブログ | 指標が合っているかは、行動に直接影響する

ビジネスの数値は、行動に直接影響を与えます。どれを気にするかによって見えるものが変わるものです。重要視する指標で行動への影響が変わってきます。

戦略的に無視するものがあれば、自分は気にするというものを作れると特色につなげられます。

もくじ

経済を引き合いに、どの指標を見るか

経済を見るときに、GDPや失業率、インフレ率などがニュースで話題になることがあります。しかし、このニュースがどれくらいの意味があるのでしょう。

GDPなどは、マクロ経済指標です。「マクロ経済」を見るための指標です。経済の三態である、「政府」「企業」「家計」を把握して、一国の経済全体を数値化するものです。

経済の勉強をすればでてきますし、なんとなくのニュースとしては気になる人もいるでしょう。世間話で「最近インフレ傾向です」などとも言えます。政府が行っていることに対してコメントするときには役立つかもしれません。取引先への値上げの説明に利用していることも見かけますが。

しかし、実際の日頃の経済活動に対してはあまり役に立ちません。数値に変化があっても、自分のビジネスに大きな影響がない場合なども実感値としてあるはずです。

指標として興味深くはあっても、自分に合っていないものの例でしょう。

お金はよく見る指標だが

これに対して、お金は身近な尺度です。大きなビジネスでも小さなビジネスでも、お金が動かないものはないからです。利益、売上高、キャッシュフローなどはどこでも存在します。

お金を気にしない活動というものがありつつも、企業体や生活を維持できない場合が多いので、お金を気にしないというのはかなり難しいです。

しかしながら、利益を気にするのか売上を気にするのかは見る人によって変わってきます。運営体であれば、数値把握をしているので、利益を重要視してくるものです。一方、外部から見れば売上規模で良し悪しを把握することがあります。勤め先を選ぶ学生の相談を受けるときに、売上の規模があるので候補に残ったという話も耳にします。

どこから見るかによって、気にする度合いは変わってきます。

従業員、顧客、株主の儲かり度合いなど

誰からということを考えれば、従業員、顧客、株主といった、非財務指標を見る場合があります。採用を考える、お金以外の価値を作る、社会的影響力を高めるなど、目的によってこれらのどれを重要視するか変わってくるのでしょう。

むすびに代えて

ビジネスをしているときの指標はたくさんあります。どれを採用するかによって、自分の行動がかなり変わってくるものです。SNSの規模なども、大企業、中小企業、個人によって、見るべきものも変わってきます。

最初の話の通り、見るものが変われば行動が変わります。上手に自分に合う指標を選んで行動に自分の意味が出るようにしていきましょう。


【編集後記】
名探偵コナンの映画を少しずつ消化してみています。最近のシリーズは、物語の本題にも関わっていて面白いですね。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(息子6歳11ヶ月、息子3歳5ヶ月)】
子どもとスパワールドに。QRコード決済になっていて、便利でした。

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