不動産屋さんが言ってくる価格と、国や地方公共団体が公表している価格が違うのです。買う立場としては安いほうがいいので、国や地方公共団体が公表している価格をなぜ採用しないのかという疑問が出てきます。
今回はこの差、実勢価格と公示価格について考えます。
実勢価格と公示価格
実勢価格と公示価格とは耳慣れません。
大まかな違いとして、実勢価格は不動産屋さん「この土地はいくらですか」と聞いたときの価格。
公示価格は不動産価格の指標のために国が標準地を指定して調査・公表する価格です。
詳しくは、次にも述べています。
実勢価格と公示価格は乖離する|坪150万円くらいの土地で70万円の時も
土地がいくらになるのか、その周辺の指標を提示するのが公示価格です。
公示価格として提供をしてもらった素人としては、それくらいの価格帯で土地が売っているのだろうと考えますが、全く違います。
土地取引の指標にしてもらおうということで出てきている公示価格ですが、この公示価格の通りの金額で出ていることはほとんどないです。
上がっている地域では、それよりも高めに。下がっている地域ではそれよりも低めの価格が出てきます。
だからこそ、出ている価格は参考程度ということを理解してのぞまなくてはなりません。
評価が低い=税金が低いと喜ぼう
ちなみに、自分が売り手で評価額が低くなると悲しいかもしれませんが、全く問題ありません。土地の保有時に評価額が上がってしまうと、税金が上がるという結果が返ってきます。
評価が上がったと聞けば喜びますが、税金が上がるということを喜ぶのはちょっと変でしょう。脱税はダメですが、支払う税金は少ない方が別のことに回せませすから。
【編集後記】
自分を評価する期間は短めにした方が、見直しがききますね。
【昨日のはじめて】
タニタ食堂カフェ
【子どもと昨日】
いつもよりは早めにご飯をあげてお風呂です。熱が出ている最盛期よりは落ち着いてきました。コロコロ転がって寝ているので、元気な証拠かなと。