ただ、何を正解にして進むかというのは価値観の問題。
価値観に正解があるというのはおかしな表現です。当然に、価値観には相性があるという表現の方が合いますね。
戸建住宅を設計してもらう際に、建築士・設計士先生をHPやブログで選ぶのが素人にとってどうなのか。価値観を反映していれるものであればブログにこだわりませんけれども。
この価値観で選ぶことができる何か。とてもいいです。
税理士先生をブログで選ぶのと同様に、実はわかり易い一つの指標になり得る。建築士・設計士先生をブログで選ぶことを考えてみます。
設計の先生をブログで選ぶこと
建築士・設計士の先生をブログで選ぶこと。ブログは無料のことが多いので、響きとしてはとても怪しいです。
でも、ブログで建築士・設計士を選ぶ時代になってきていることを感じます。
理由として、こだわりに至るプロセスを見せることができるからです。
プロセスを見せる=価値判断の過程を見せられるとういことです。
SNSの全盛期です。写真でインパクトをどこまで伝えられるかが大切なところになってきます。しかし、それ以上に住宅は素人が考える以上に価値判断の連続にさらされるのです。
建築に携わっているの方はすで写真の重要性に気が付いていて、出来上がった住宅をプロのカメラマンに撮影を依頼して綺麗に仕上げてきます。だから、実際にとてもきれいです。
もっと言えば、写真だけではその先の差別化がしにくいと言えます。
きれいな写真だけであれば、値札もつけずに同系列にディスプレイされて、モノ化して比較されてしまう。選びにくさが出てくるのです。比較サイトもありますが、均一化された比較を建築士・設計士は強要されてしまいます。
品質はトレードオフ、よさは価値観とともに
素人にとっては写真を見て単純に良し悪しを比較するのは簡単なことですが、写真には金額が載っていません。
当然に良いものは高く、悪いものは安く。
良いものでもどういう観点でコストコントロールがされて、どういう観点で施主の優先度合いが実現・反映させてもらえるかというのは、結局価値観の実現になります。
価値観の実現をどのようにしてもらえるか。建築士の価値判断を示すブログの連なりが、とても相性が良いと考える理由です。
実際に、お会いする前にブログを全て読んでみたことがあります。話と重複するとしても、素材判断、場面判断、価値判断に遭遇した時にどう対処しているかが分かりました。
戸建住宅の設計する方を選ぶときは、これらがとても大切です。
いや、思った以上に大切です。というのは、メンテナンスも出てきますし、生活の変化による増改築もあるので、自分にどれだけ寄り添ってもらえるかも、依頼判断の基礎となるからです。
素人は分からない、裏側の葛藤を伝える建築士
読んでいて面白いのは、素人には分からないこだわりを伝えてくれる建築士・設計士です。
言ってなんですが、家はある種の無駄の集まりです。
一般論より個別の趣向性を大切にします。合理性がなぜないがしろにされてまで、この「仕舞い」をしているかなんて、素人には当然分かりません。
実際に家を建てても面白い「仕舞い」を何個も判断させられる訳でもない。だからこそ、建築士の無数に出くわすその裏側の葛藤を伝えてもらうことが「面白い」と感じる素人がいるのです。
「面白い」と感じられる素人を選別し、伝えられる。その可能性をブログは持っているのです。ですから、独立する建築士・設計士の方はの戦略としてブログを作ることが入ってくるのでしょう。
ほぼ日で更新している建築士・設計士さんのブログを見たことがありますが、独自ドメインで運用しているそういった方は稀有です。この方針に興味があれば、差別化の良い選択肢となります。
【編集後記】
「十人十色の「ひとり税理士」という生き方」編者の 井ノ上 陽一先生に会いました。畏れ多い感じがして、あまり質問ができないものですね。(自分の中の)有名人に会う際にミーハーになり過ぎない程度でおさえられて、いい手かせ足かせなのかもしれませんが。
建築士先生もぜひブログを。
【昨日のはじめて】
栗焼酎 ダバダ火振
【子どもと昨日】
朝は4時半に起床です。早起きな子どもを嬉しく思う反面、^^;とななる時も。今から早起きですから、いいところなのかもしれませんが。
今日はとりあえず布団の中で朝一からかくれんぼしてみました。
「ばぁ〜♪」と言いながら探し当ててくれるので、こちらも寝起きながらやる気を出してみようと感じる次第です。一通り遊んで、ちょっと休憩。
子ども主催の朝活に参加している気分でした。。