新型コロナウィルスが流行り出して
しごとの見直しを実施しているところは
どれくらいあるでしょうか。
ワクチン摂取が開始してから1年程度続くとしても、
その間のしごとの見直しをするのが
管理職や中間管理職において課題と考えます。
ここでは、来客業務の変化、オフィス業務の変化、
訪問に関する業務の変化について考えてみます。
来客に伴う業務の減少
来客に伴う業務が減っています。
旅費交通費の金額が昨年減ったという話と対で、
受け手側の来客の数も減っています。
来客を受けるしごとを特定の人がしている場合、
その対応数は減っているはず。
事務と来客をセットで受けているなら、
来客のしごとが減り、その分事務のしごとに
回せるようになります。
事務しごとが増えているかといえば、
コロナ対応のしごとでなければ
おそらく増えてはいないでしょう。
今現在が緊急事態中の対応だったとしても
次第にこの状況は改善されます。
ワクチンを打って来客状況が改善したら
どうなるか、あるいは、それまでは別のしごとを
割り当てるかなど、検討しておくところです。
オフィス業務に関する仕事
オフィスに在中する方の数も格段に減っています。
オフィスに関連する業務、例えば物品の補充であったり、
経費精算の量であったりが減っているはずです。
これらのしごとがどれだけ減っているのか、
考えておきたいところです。
しごとの量が減っていれば、対応する時間も減ります。
ワクチンの影響具合が読めませんが、
出社人数の調整はしばらく続くと考えて
対応人数や業務量を適切に行うようにしたいところです。
本人も気が付かないうちに
しごと量が減っていて、楽をしてしまっている状況が
発生していることがあります。
訪問に関する仕事
営業回りの数が減っていることに関して、
今まで訪問にあてていた時間を何に使っているか、
考えるのは今後の方針策定につながります。
状況が改善した後に訪問を減らした状態を
続けるのか、それとも元に戻すのかも含めてです。
現状減ってしまった訪問回数について、
売上が変わらないのであればこのままで
続けてもいいかもしれません。
しかし、減っている場合には会わずに売る方法を
考える必要性が出てきます。
WEBで売る、電話だけで売る、など
これまでできなかったことに時間を使ってみるのが
一つの回答かと考えます。
今までできなかったことは、これからもずっと
取り組まない可能性があるしごとです。
だからこそ、コロナを言い訳に取り組むように
仕向けられると成果につながる可能性があります。
いくつか挙げてみましたが、しごと量が変わる機会に
内容や方向性の見直しにつなげる検討が必要と感じた場合に
手始めに使ってもらえるとうれしいです。