ワークショップを入試に取り入れている
大学が増えてきました。
有名になっている国際教養大学も
積極的にワークショップ入試を取り入れています。
以前の記事も書いています。
国際教養大学のワークショップ入試概要
国際教養大学はワークショップの選考がある
グローバル・ワークショップ入試を実施しています。
参加要件は、前年にグローバル・ワークショップに
参加した者です。
人気の大学ですし、参加資格があるなら参加を
してみたかったです。
2018年のグローバル・ワークショップの概要は
こちらです。
ワークショップのテーマ 「なぜ若者の流出はとめられないのか」 2017年、秋田県の人口は100万人を割りました。人口減少・高齢化は全国共通の課題 ですが、特に秋田県の現状は深刻です。本ワークショップでは秋田県の人口動態に関する各種 統計データを踏まえつつ、県内高校生を対象に聞き取り調査を実施し、データを分析した上で 人口減少・高齢化の対応策について検討・発表する力を養います。
2019年の内容はこちらです。
「地域の民俗芸能をどのように持続させていくか」 2018年11月29日、秋田県男鹿市の「男鹿のナマハゲ」を含む「来訪神:仮面・仮装の神々」がユネ スコ無形文化遺産に登録されました。秋田県にはその他にも全国最多である17件の国指定重要民俗無形文化 財をはじめ、数多くの民俗芸能が存在します。しかしながら少子高齢化の進行や人口流出の影響によって後継 者不足が深刻な問題となり、それらの多くが消滅の危機にさらされています。このワークショップでは秋田県 の民俗芸能の存続をテーマに課題解決手法を学び、自分のアイデアを発信する力を養います。
大学らしく、一般に行われるよりも
かなりアカデミックな要素も入れられて
議論になるようなテーマかなと。
ワークショップが必要となぜ文科省で言われるか
紋切り型の授業や知識だけではこの世の中を
いきていけない。
ワークショップで大切なことは
実は教えないことです。
そして、新しいことを探し出せる力を養います。
セミナーを受けていて、
(これから正統派になるであろう)
教えないワークショップをしている方は
ほとんどいませんでした。
ワークショップ嫌いの人の気持ちも
わかるのですが、当たり外れが
原因と断言できます。
ワークショップのこれからの需要を
端的に表したのは、この道の
権威の平田オリザ先生の言葉です。
サービス業中心の社会では、「ネジを90度曲げなさい」と言われても、60度曲げてみようという発想や柔軟性、あるいは「120度曲げてみました、なぜなら・・・」と説明できるコミュニケーション能力や発進力が、より重要視されます。
正解がない中で見つける力ともいえます。
工業化の社会では、作れば売れた。
処理能力が高い人が重宝されました。
しかし、今は正解がない時代です。
処理能力もパソコンがあれば
対して差がありません。
それよりもどこに問題意識を持って
どんな創造性をそこに見出すかが
重要です。
だからこそワークショップの
入試が始まっているのです。
ワークショップが嫌いな学生はもったいない
ワークショップはまだ出始めです。
入試にも社会に出ても使える
ワークショップが嫌いなのはもったいないです。
ワークショップ入試も増えていきます。
ワークショップは、伝統芸能のように
できる人のワークショップを
経験しないと習熟できないもの。
学校の科目でいうと、体育と
英語のスピーキングを足したような
イメージでみています。
都市圏と地方の大学入試レベルの
格差を広げることになるとの危惧も
あるくらいです。
それくらい人から教わるもの。
できるはかなり評価される手法です。
こういうもったいなさに気づいた人は、
ぜひ、ワークショップの学びに
取り組んでみてください。
まずは、どこかのワークショップに
参加することから。
【編集後記】
大学院の課題があいているので、
次にやることを探し中です。
早めに7月締め切りの課題を仕上げて
しまおうかと。まずは、文献を集めます。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
子どもとプラレール選び
【子育日記(2歳)】
少し暗くなってから外に買い物へ。
ちょっと違う環境だったのか、
はしゃいではしゃいで。
店の反対から反対まで追いかけっこです。
(騒がしさで迷惑をかけないように気をつけてますが)
追いかけてほしいのかわざと
逃げ回ってました。