何かを考えたいとき、雑然と想像しても
なかなかうまくまとまりません。
頭の中で概念や事実関係をつかむのは、
意外と難しいのです。
考えることは、字のごとく
頭で考えるのではなく、まとまらないときは
「書く」ことと置き換えてはどうでしょうか。
頭の中を記憶するのは難しい
頭で考えたことを記憶して、
その記憶を元に次のことを考えるのは
これまた難しいです。
人によって差異はありますが、
一つの記憶を次のものにひっつけて
考える程度が関の山で、
二つ以上を頭に留めるのは意外と骨が折れます。
上にパンを出しましたが、
目をつぶって、頭の中でパンの色形を思い
浮かべてみましょう。
パンの色形を頭の中で保持しながら、
その味のことを考えてみます。
味のことを想像できたとして、
最初に考えていた色形も同時に
思い浮かべられたでしょうか。
おそらくは、消えてしまったのではないでしょうか。
比較的具体的なイメージであっても
二つのことを同時に頭の中で想像するのは難しいのです。
書くことで形になる
これを書き留めれば、
言語としてイメージが頭に入ってきます。
「茶色、四角い。」
というイメージを持った上で、
「ほのかに甘い。」と次に書きます。
イメージを書き留めた紙の上で
「茶色、四角い、ほのかに甘い。」と見れば、
そのすべてを一度に頭の中に留められます。
過ぎ去ってしまう感覚を紙の上に
とどめておくことで、つなげて想像ができます。
足したり、比較したり、違いを考察するのは
考える基本です。
その基本を実現できるのは、
やはり書くことからです。
書くことで刺激を受ける
書くことは整理がされていなくても、
かまいません。
書くことで頭に保持できない数の情報を
比較できるようになる一方で、
頭に次の発想を考えさせることにもつなげられます。
書くことで次のことを思い浮かべるのです。
連想的に考えることは、頭を使って
独創性を考える上で大切な点です。
留めることを手を動かして書くことに収めて、
頭は留めることではなく発想するのに使います。
これが、紙でなくても同様です。
パソコンやタブレットに記録をしていくことでも
同様の効用が得られるでしょう。
考えるときは手を動かすこと、
頭は発想に使うこと。
考えがまとまらないときには、
考える際の頭と手の役割分担を
もう一度思い返してみてはどうでしょうか。
【編集後記】
見たい情報動画をまとめて見ていました。
合わせて、やるべきタスクを整理しました。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳・0歳)】
ブロックで好きなものを組み立てたり
ボールで遊んだりと、フルコースでした。