戸建て住宅は長く使うことを前提として購入している人が多いです。従って、高齢になった際にもきちんと使えるものにしたいと考えます。
若い時は良くても、年齢が上がったら手すりを増やしたくなるものです。この際に、下地材があるのとないのでは、実施の費用や手間が大きく変わってきます。
将来を見込んだ下地材。実は現場でお願いして増やすことができます。
棚や手すりを作りやすい
下地材というのはとても単純な話です。
柱と柱の間に板をはわしてもらうだけで下地材になります。こういった下地がない状態だと、必要な時にその場所に釘を打ち込めません。
事前に分かっていて下地材を用意しておくとかなり簡単に棚や手すりが増やせます。
大工さんに言えば簡単にできる
設計図面になくても、現場で余っている木材をはわせてもらうことが実は可能です。
会社さんによっては現場監督や設計図面の変更を依頼されるかもしれませんが、おおよその現場では融通をきかせてくれます。つまりは、したいところに簡単に下地材を足してくれるのです。
当初から見積もりに入れておくと値段がはるかもしれません。しかし、現場でちょっとお願いしたものに関しては見積もりから見逃して対応してくれる場合があります。
大工さんとは日々上手にコミュニケーションをとりましょう。
下地材の探し方
下地を打ってもらったとしても、下地を実際に探すのは難しいものです。そういった時にはこの道具が便利です。
入れ込んでもらった下地材をこういった道具で探すことができます。
戸建ての持ち味は、ちょっとした工夫の集積
戸建てをマンション風に購入するともったいないということがここで言えます。
上記のような将来の手すりを見越した工夫ができないか。長く使うものを自分なりの使い方を想像しながら作り上げる。そこまでくれば、高い金額を払って購入する価値が出てくるものです。
【編集後記】
想定を増やして施工することで、戸建て住宅の自分に対する価値を高めることができます。紋切型の購入とは異なる次元の話です。
【昨日のはじめて】
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【子どもと昨日】
体調が悪いせいか、かまってほしいようでした。良く騒ぎますし大きめの声を出します。普段と違ったこういうサインは、体調の悪さを表しているのは子どもができて初めてわかりました。大人の世界でも、似たようなケースがあるものですね。