外壁の選択肢はいつも迷うものです。超寿命のものがいいかと考えますが、あなたのライフスタイルがその寿命の期間変わらないでしょうか。
生活スタイルや家族構成が変わることを念頭において、ただ長いだけよりも柔軟性の持てる外壁が好ましいでしょう。その点がはっきりすれば超寿命の外壁が好まれるかもしれません。
外壁の良い点・悪い点を理解することと合わせて、外壁の選択肢の中でどれがあなたにあっているか考えてみましょう。
選択肢として
ここでは単純化するためにサイディング・タイル・塗り壁・ガルバリウム・ACLを選択肢として提示します。
サイディング
良さとして、サイディングは最も安価な選択肢です。家全体の予算は決まっているので、サイディングにすることによって、内装や他の部分に予算を回すことができます。また、見た目のバリエーションがたくさんあることも一つの魅力でしょう。
一方で、見た目が軽い感じであったり、出隅の形によってサイディングだとバレて高級感が出にくいのはデメリットの一つです。
デメリットを補う方法として、少し厚めのサイディングを使って重みを出す。出隅の目立ちにくいデザインを使うことがあげられます。
サイディング(光セラ)
通常のサイディングの他に、光触媒加工をしたサイディングも販売してしてあります。
これは、10年ごとの塗装費用が少なくて済むため、30年までの塗装費用を抑えられるものです。サイディングにするのであれば、この光セラも考えてみましょう。
タイルは耐久性が良い
タイルは耐久性が良い点が人気です。
木造であってもはるかべ工法のような吊るす形でタイルをのせることができます。
しかし、はるかべ工法は下地材にサイディングを使っているので、そのもちが気になります。タイルをサイディングの上に貼っていることで紫外線が下地のサイディングに届きにくいです。そのため、サイディングを通常通り貼っているのに比べて下地サイディングのもちはいいでしょう。ただ、それがどれくらいかは、メーカーに問い合わせてもはっきりした理解はできませんでした。
外壁は過酷な状況下に置かれます。地域によっても違います。一概に規格化してその性能を保証するのが難しいのでしょう。
塗り壁は味わいが出る
塗り壁の良さは、その味わいです。凝って作ったような雰囲気が出ます。作った住宅の味わいを出すために使う方が効果的でしょう。
そとん壁のように、耐久性として良い素材もあります。人の手がかかるため金額との相談次第ですが、この雰囲気が好きな方は、検討対象です。
ガルバリウムは現代風に使える
現代的な味わいがあります。好んで使われる素材でもありますので、色の取り合わせを上手に使うと面白い外壁が出来上がります。
フッ素加工の度合いによって金額やもちも変わってきますので、この点は要検討です。
人によっては、トタン板の風味を感じてしまうので、マイナスに思われるときもあります。取り合わせに注意しましょう。
ALCも耐久性に優れた素材
ALCも耐久性に優れた素材です。耐えるという点で良いです。
気になる点としては、見た目が似通ってくることでしょうか。
人と物とのサイクルを加味した上決めよう
数十年メンテナンスフリーとうたっているものもあります。ただ、本当のメンテナンスフリーかは検討点です。
生活スタイルの変化
物自体が壊れていなくても、30年も経てば子どもも大きくなります。自分自身のライフスタイルも大きく変わってきます。
長く持続することが本当にいいかを頭に入れましょう。堅牢性と同時に生活に合わせられるという柔軟性も大切です。
落下物による傷
また、落下物があれば、いかに頑丈であっても傷が付くことがあります。それを長期間メンテナンスフリーということで全く管理せずに放っておくと、余計に悪くなってしまいます。メンテナンスはないほうがいいと考えがちですが、簡単なメンテナンスを続けることで全体のコストが下がることも一つの方法です。
家は長く使えるものです。上手にあなたと合わせる方法を見つけてみてください。
【編集後記】
SPEC一般的にいいかどうかよりも、あなたの生活にとっていいかどうかが大切ですよね。
【昨日のはじめて】
サイフォンブレンドコーヒー
【子どもと昨日】
物がよく見えるようになってきました。好き嫌いは今の所ないのですが、その時の気分に合わないものだと、食事をあげてもちょっと違う方向を向きます。
少し気持ちをリセットしてあげると食べるので、上手にその気持ちを理解してみたいです。