自分の違いを理解するためには、マイノリティになることが必要です。マイノリティになることで違いが見つかり、自分の才能を活かそうと考えられます。何をやりたいかわからない。何かはしているが満足できない人はあなたがマイノリティになる点をあぶりだしましょう。
マイノリティとは
マイノリティを三聖堂大辞林で引くと
少数。少数派
マイノリティ(グループ)まで広げると
国家や社会の中で、民族的・文化的宗教的理由で他から差別されている集団。少数。
となっています。
今回は差別的な意味ではなく、単に「少数派」という意図で話をします。
あなたの違い
あなたの違いはおおっぴらに言えばアイデンティティということです。
私は関西圏にいますので、エスカレータの右側を進みます((エスカレータは歩かない方がいいという議論はちょっと置いておきます))。東京駅に到着していつもの通り進もうとすると、エスカレータの前を塞いでいる方が必ずいます。関東圏にいる方は当然かもしれません。でも、
「ああっ、そうか。東京に来たんだな」といつもそこで実感します。
関西では意識をしませんが、関東に来てエスカレータの右側を進む人は明らかにマイノリティです。マイノリティになることで自分の違いが分かる身近な例です。
この違いは、仕事のやり方でも実は発生します。
「メールを送ります」という言葉は一つの行動を示していますが、やり方やタイミングは千差万別です。
「あなたが楽しいことをしましょう」とキャリア指示書はいつも言いますが、それも人それぞれなのです。「あなたが楽しいこと」はキャリアの指示書には残念ながら書いていません。
自分で見つけるしかないのです。その時に役立つのがマイノリティになる視点です。
キャリアに活かす
あなたがやりたいことがわからない、分かっているがはっきり書き出せないときはマイノリティになることを心がけてみましょう。マイノリティになり続ける必要はありません。一度だけマイノリティいなって、あなたの違いを意識することで十分です。
旅行がキャリアや仕事を見つめ直すのにいいのは、強制的に少数派になるからです。また、旅行にいけなくても意識の仕方次第で、普段の生活でも違いの意識は可能です。
年末年始の時間、いつもと違う場所に行ったときは自分の中のマイノリティを探してみましょう。
【編集後記】
昔、しめ縄を売っていたことがあります。しめ縄って主要な部分は腐らないので在庫として優秀なんです。
【昨日のはじめて】
クリスマスツリーの組み立て
コタツヒーターの入替
【子どもと昨日】
クリスマスツリーを組み立てました。光に慣れてきたら、案の定、寄っていって飾りを引っ張ってます。ツリーはちょっとトゲばっているので初めての感触。今年のクリスマスプレゼントは飾りと雰囲気を楽しむ感じです。