ゆうちょ銀行のメールワンタイムパスワードが2023年5月以降廃止されます。
案内がわかりにくので、注意が必要です。
ハードウェアトークンを持っている上で「ゆうちょ認証アプリ」に登録をすると、ハードウェアトークンが使えなくなります。
一つの端末で一つのIDしか登録できません。
家族分の口座がある場合、ゆうちょ銀行は、ハードウェアトークンの購入をしろと考えています。
どの選択肢を使うかはありますが、情報をまとめますので、参考にしてください。
2023年でメールワンタイムが廃止
2023年5月以降は、メールワンタイムパスワードが廃止されます。
使えるのは、ゆうちょ認証アプリか、ハードウェアトークンだけです。
ハードウェアトークンは、2023年4月までは825円、2023年5月以降は1650円発行に料金がかかります。
ゆうちょ認証アプリは、無料です。
通信料と端末料金は負担をするということです。
犯罪防止のことを考えれば、ひとつの端末で複数ID使えるのは問題が出るかもしれません。
ただ、犯罪集団なら、携帯端末も複数持っているでしょうから、どこまで防止になるのか。。
ゆうちょ銀行としては、トークンの負担をしろと考えている
ゆうちょ銀行で自分と子どもの口座を持っている場合、ハードウェアトークンを買わざるを得ません。
ゆうちょ銀行の窓口に行くと、やり方があるかもしれないので、電話窓口に聞いてくれと言われます。
電話もしてみました。
電話先でも同様のことを聞くと、
ハードウェアトークンを買ってください。
という趣旨で回答をもらいました。
それ以上の方法はありません。
ごねても方法はありません。
ご意見を承ったことを上に報告いたします。
と言われますので、問い合わせるだけ時間のムダです。
この際に、銀行を変えることも選択肢になるかなと。
代替方法
代替方法をいくつか提示します。
ハードウェアトークン
有料でよければハードウェアトークンが正規の方法です。
2023年4月までは823円で購入できるます。
ゆうちょ認証アプリを別端末に入れる
ゆうちょ認証アプリは、タブレットなども可能です。
iPadなどに認証アプリを入れて認証させることができるか確認しましょう。
注意点
いったんゆうちょ認証を始めたらハードウェアトークンがゴミになる
いったんゆうちょ認証アプリを入れると、ハードウェアトークンが使えなくなります。
戻すことはできません。
戻す場合は、ゆうちょダイレクトを廃止して、新しくゆうちょダイレクトに申し込み、その上でハードウェアトークンを再度申し込む必要があります。
ゆうちょ認証アプリ登録後、アプリによる認証方法を廃止することはできません。アプリによる認証方法を廃止する場合は、書面での「再申し込み」により、再度、ゆうちょダイレクトをお申し込みください。
※アプリのアンインストール、インターネットによるゆうちょダイレクトの「再申し込み」では、以前の認証方法には戻りません。
※2022年1月以降、書面での「再申し込み」を行っても、送金等の認証時、メールによるワンタイムパスワードはご利用いただけません。送金を行うには、改めてトークン(またはゆうちょ認証アプリ)の登録が必要です。
ゆうちょ認証アプリの利用をやめることはできますか。
ハードウェアトークンを持っていれば、登録は義務ではない
ハードウェアトークンを持っていれば、ゆうちょ認証アプリを登録する義務はありません。
説明がまどろっこしいのでわかりにくいですが、気にしないようにしましょう。
Google Playが使えるWindowsパソコンでアプリインストール
Google Playが使えるのであれば、そちらでゆうちょ認証アプリを入れておきましょう。
M1のMacBookにはインストールできない
M1のMacbookには、ゆうちょ認証アプリをインストールしても意味がありません。
インストールできても、作動しないからです。
jailbreak(脱獄)していなくても、それを理由に動かないです。
顔認証に注意
顔認証などでもまどろっこしい問題が出てくることがあります。
ゆうちょ認証アプリを入れて、その後に顔認証をしていくと、実際の操作者の顔を撮影するように言われます。
子どもの動作をしている場合に、ここで承認できない可能性が高いです。
5万円未満なら顔認証が不要
顔認識ができないことを考慮すれば、書類認証をしないという選択肢もありです。
ゆうちょ認証アプリは、不評なアプリ
なお、ゆうちょ認証アプリはアップルストアの評価が1.2でした。
操作しにくいので、この評価もうなずけます。
また、養護をすれば、ゆうちょ銀行は、それだけ多種多様な年齢やニーズの方が利用をしているとも言えるでしょう。
嫌な選択肢を取らざるを得ないことにならないよう、ご注意ください。